首都圏の玄関口であり、日本国内の代表的な空港でもある成田空港へのアクセス方法は様々です。
本記事では、埼玉県さいたま市の大宮駅から成田空港までのアクセス方法を解説します!
記事の情報は、2023年8月10日現在です。
アクセス1:空港連絡バス・ONライナー
西武バス、東武バスウエスト、京成バス、千葉交通、国際興業バスが、大宮近郊ー成田空港間を結ぶバスを共同で運行しています。
一部の便はWi-Fiやトイレの使用が可能で、大宮駅から成田空港へと向かうバスに限ってICカードを利用できます。
運行本数ー1日5往復
運行時間ー大宮駅営業所発の便は始発が5:30、終発が16:00。成田空港(第3ターミナル)発の便は始発が8:30、終発が18:55。
運賃ー大人3,200円、子ども1,600円
所要時間ー約2時間
バス停車駅ー大宮営業所、大宮駅西口、成田空港第1ターミナル、成田空港第2ターミナル、成田空港第3ターミナル
アクセス2:東京駅からバスに乗車
大宮駅から東京駅まで電車、東京駅から高速バスに乗車するという選択肢もあります。東京駅からはエアポートバス成田という高速バスに乗車します。
バスは片道1,300円で乗車可能なうえ、朝から晩まで概ね10分間隔でバスが運行されているので、利便性が高いですね。
なお2023年8月現在、全席が自由席で運行されています。(事前予約不可)
運行本数ー1日69便(東京駅→成田空港)、1日75便(成田空港→東京駅)
運行間隔ー1日通じて概ね10分。
運賃(大人料金、子ども料金は半額)ー大宮東京間(鉄道,suica利用)→571円、東京成田空港間(バス,日中)1,300円、東京成田空港間(バス,早朝夜間)2,600円
所要時間ー大宮東京間(鉄道/高崎線・宇都宮線)→35分、東京成田空港間(バス)約1時間20分
アクセス3:京成スカイライナー
次は鉄道での移動です。京成電鉄が運行している京成スカイライナーです。
持ち前の時速160km運行で、都心側ターミナルである上野と成田空港の間を、約50分で結んでいます。
料金はバスより高めですが、荷物が多かったり早く着きたいという方にはおすすめです。
運行本数ー41往復(2023年8月現在)
運行時間ー日暮里発は始発が5:45、終発が20:25。成田空港発は始発が7:23(平日)、7:30(休日)、終発が23:00。
運行間隔ーおおよそ20分間隔
運賃・料金(大人料金、子ども料金は半額)ー大宮日暮里間(鉄道,suica利用)→406円、日暮里成田空港間(鉄道,suica利用)→運賃は1,257円、特急料金は1,300円。
所要時間ー大宮日暮里間(鉄道/京浜東北線)→約40分、日暮里成田空港間(鉄道/京成スカイライナー)→約40分
かつては上野、日暮里、空港第2ビル、成田空港の4駅が停車駅であったスカイライナーですが、今は利便性向上のため一部列車は青砥や新鎌ヶ谷に停車するようになりました。
そのため所要時間は少し変動する可能性があります。
アクセス4:成田エクスプレス
首都圏の各都市と成田空港を結ぶ、JRの特急、成田エクスプレスです。
かつては大宮駅発着のNEXも設定されていましたが、数年前に消滅しました。
よって今では、東京駅や新宿駅から成田エクスプレスに乗車する必要があるのです。
ただここで詳細の情報は紹介しません。なぜなら大宮ー成田空港間の移動手段には含めるほどの利点が見当たらなかったからです。
東京ー成田空港間の運賃と料金は合計3,500円で所要時間は1時間と、スカイライナーや高速バスと比較してとても利便性が高いとは言えません。
Yahoo!乗り換え案内で「東京→成田空港」と検索しても日暮里経由でのスカイライナー乗車を勧めてくるくらいなので、大宮駅からNEX経由で空港へ行くのはお勧めできません。
速い移動ルートはどれか?
本記事で紹介した4ルートの中で、速く移動できるルートは、東京駅からバス乗車もしくは京成スカイライナーです。
東京駅の乗り換え時間がどれだけあるかにもよりますが、スムーズに動けば大宮ー成田空港間を7~80分で移動可能です。
ただバスですから、交通状況によっては遅延する恐れがあります。
一方の京成スカイライナーは、日暮里での乗り換え時間が多くても10分あれば間に合いますから、大宮―成田空港間は1時間半で行けます。