こんにちは、きゆです。今日は信州ワンデーパスについて解説します。
信州ワンデーパスはJR東日本長野支社が発売する長野県内のJR東日本の路線が乗り放題になる1年365日発売しているフリーきっぷです。長野県内を鉄道で旅するならば、おすすめのきっぷです。近場の旅行を検討している長野県民や近隣県の皆さんはぜひご覧ください。
信州ワンデーパスとは?
最初の文で簡単に解説しましたが、ここでもう一度信州ワンデーパスについてご案内します。この切符はJR東日本長野支社が、発売しているフリーきっぷです。
1日の間、北陸新幹線(軽井沢ー飯山)・篠ノ井線・中央本線(小淵沢ー塩尻)・大糸線(松本ー南小谷)・飯山線・北しなの線(長野ー豊野)・信越本線(篠ノ井ー長野)の路線が乗り放題になるきっぷです。
信州ワンデーパスフリーエリア
出典ー JR東日本
さらに特急券を購入すれば新幹線や特急にも乗車できます。
長野県と言いますと、地域が広く圧倒的な車社会ですから、鉄道利用客を呼び込む良い起爆剤になっているのではないかと思います。
購入方法・価格
価格は大人が2680円、小人が1050円です。
購入箇所ですが、JR東日本・長野支社のホームページには以下のような記載があります。
お求め・お問い合わせは、フリーエリア内の主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザ、指定席券売機および主な旅行会社へ。
(一部お取扱いしていない箇所もあります。)
出典ー JR東日本・長野支社
要は信州ワンデーパス使用可能エリア内にある駅の窓口や指定席券売機で購入すれば問題ありません。エリア内には長野・飯山・上田・佐久平・軽井沢・松本といった駅があります。
指定席券売機ご利用案内ー体験版
出典ー JR東日本
しかし時間上の問題で購入できないとなれば、首都圏の旅行会社やみどりの窓口でも発売している機がするので一度立ち寄ってみてください。
活用方法
最後に活用方法を紹介します。この切符は周遊旅になるとお得になりますが、ただ仕事や用事で通り抜けるだけでもこの切符を使うべき区間がありますから、仕事の際にもおすすめです。※運賃・料金はすべて大人価格です。
①小淵沢ー長野
小淵沢ー長野間は中央本線・篠ノ井線経由で運賃を支払うと、片道2310円・往復4620円ですが、信州ワンデーパスですと2680円。およそ片道一回分の運賃で往復できます。しかも途中下車もOKです。
②観光列車乗車に活用!長野ー南小谷
大糸線にはリゾートビューふるさとという観光列車が運行しています。
運行区間の長野ー南小谷間を乗り通す場合、普通乗車券を購入するより、信州ワンデーパスを乗車券に充てた方がずっと安くなります。
普通乗車券+指定席券 | 信州ワンデーパス+指定席券 | |
長野ー南小谷(往復) | 4620+1040 | 2680+1040 |
リゾートビューふるさと(HB-E300系)
出典ー JR東日本
③飯山線・おいこっとに乗車しよう!
大糸線にはリゾートビューふるさと号が運行されていますが、飯山線にはおいこっと号が土休日を中心に長野ー十日町間で運行しています。
飯山線は長野ー越後川口間全線このフリーきっぷで乗車できますので、そのまま新潟や群馬県へ抜けることも可能です。
普通乗車券+指定席券 | 信州ワンデーパス+指定席券 | |
長野ー十日町(往復) | 3560+1040 | 2680+1040 |
おいこっと くりすます(ツアー)
出典ー TETSUDO.COM
④長野県一周
北陸新幹線→小海線→中央東線→篠ノ井線を経由すれば、周遊旅をすることができます。これは私が実際に信州ワンデーパスを使用して行いました。
私は上田→佐久平→小淵沢→松本→長野→上田というルートでした。
この旅なら県外から来ても、松本や長野・軽井沢などで新幹線や特急から乗り換えて旅を開始できます。
⑤新幹線
北陸新幹線も前述のとおり、軽井沢ー飯山間で乗車できます。特急券を追加で支払えば、乗れますね。もしかしたらしなの鉄道を利用するより安くつく場合があるかも。
さいごに
今回は信州ワンデーパスについて紹介しました。JR東日本サイトを見ても、窓口や旅行会社に相談をしても、長野県の鉄道旅なら確実にこの切符を進められると思います。
近場の旅行先を探している中部地方の方には特におすすめしたいです。